千葉の地球環境にやさしい暮らし方講座

 8月24日(水)に千葉で地球環境のやさしい暮らし方講座の第4回が開催されました。今回のテーマは「アレルギーは化学物質過敏症です!~食事と手当てで改善しよう!」で、自己免疫疾患について解説しました。最近、急速に増加している食物アレルギーや多発性硬化症、関節リュウマチといった自己免疫疾患は40種類にも及びますが、原因は不明とされています。

 

 腸は考える臓器であり、何を取り込むか、排泄するかを絶えず考えていて、体に害を及ぼすようなものが入ってくるとすぐさま下痢を起こして排除してくれます。反対に人体に有効な食べ物が入ってきた場合は、消化液を分泌し、食べ物を攻撃しないように免疫細胞にも指示を出します。

 

 ところが、何らかの原因で腸管神経細胞がマヒすると、自分にとってダメなものを取り込め、ためになるものを出せという間違った判断を下すようになります。その結果、免疫細胞は本来攻撃してはいけない食べ物や臓器に攻撃をしかけるため、自己免疫疾患が引き起こされるのです。

 

 その原因となるものは何か。どんな食べ物で改善できるのか、といった原因と対策をリンパ管の目詰まりという立場から詳しく説明させていただきました。

 

 私の話の後は、森山先生による肺・大腸系(リンパ系)の働きを高めるヨガの実践ワークがありました。ヨガは自己免疫疾患に改善効果をもたらしてくれる優れた自然療法です。ヨガで体のリンパの流れが良くなったところで、この会の主催者である山本久美子さんお手製のお弁当によるランチです。

 

 今回のお弁当は、肺、大腸系の食薬となる食材がたくさん活用されていました。体にも良く、食べて美味しいランチに皆さん満足顔でした。次回は12月19日(最終回)で「ガンなどの原因となる放射性物質は、食べ物のチカラで排泄できる!」というテーマで放射性物質への対処の仕方について詳しく解説します。ぜひ、いらしてください。