ベジガーデンの五行講座

 福岡県筑紫野市にあるベジガーデンにて、4回目の五行の手当て法・望診法・料理教室が開催されました。今回のテーマは秋・皮膚や呼吸器のトラブルに肺・大腸の手当てと望診法~大根を使った手当て (黒炒り玄米スープ、椎茸スープなど)ぜんそく、アレルギー、ヘルペス、とびひの対策でした。

 

午前中は秋の経絡である肺・大腸経をよくする食材を使った仲ひろみ先生による料理教室でした。

今回のメニューは

 

     ●厚揚げのチリソース

     ●畔越とひじきの薬膳混ぜご飯

     ●蓮根ボールのきのこあんかけ

     ●ごま豆乳豆腐

     ●冬瓜スープ 中華風 でした。

 

赤唐辛子に塩、麦味噌、甘酒、醤油、料理酒、ごま油、酢、くず粉、青ネギで作られたチリソースの味は抜群に美味しかったです。呼吸器によい蓮根と、リンパ管の目詰まりを改善するキノコ、体を温めるくず粉を組み合わせた蓮根ボールのきのこあんかけも、肺・大腸系の強化にピッタリの料理でした。

 今回の手当て法は、浅入り玄米スープ椎茸入りを作りました。秋口に多くなる呼吸器疾患や皮膚疾患の食薬になるだけでなく、膠原病やリウマチ、アレルギーといった自己免疫疾患に効果的です。

 

 大根を使った手当て法として、利尿作用のある第二大根湯と発汗作用のある第一大根湯の実践ワークも行いました。いざという時に、手当て法を習っておくと応急処置ができるので安心です。食べ物を使った手当て法は副作用がなく、お金もかからず、しかも効果的。知っておくととても便利です。

 

 手当て法の実践の後は、オートミールクッキーと玄米ラテでコーヒーブレイクです。秋月で手に入れた最高級の本くず粉をふんだんに使ったクッキーの味は抜群でした。皆さん、体も心もほんわりと温まり、笑顔で帰っていきました。