うきは生活塾・稲刈り体験

 10月9日に福岡県うきは市の江藤農園にて、うきは生活塾・農的暮らし方講座の7回目が開催されました。前日の雨もやみ、晴天に恵まれる中で稲刈りとかけ干し体験をしました。稲の根本から鎌で切っていき、4束づつ重ねていきます。

 

 この後は、刈って束ねた稲の根本をくくる作業をします。これが結構手間がかかり大変なのです。縛り終わってから、稲束を逆さにして竿にかけていきます。2週間くらい経てば収穫できるとのことです。普通は機械乾燥をするのですが、やはり天日に干した方が味がよいです。

 

 

 昔の農家には、それぞれに乾燥機があったそうですが、最近は業者に委託するケースが多いのだそうです。乾燥にも結構費用がかかるので、できるだけ自前でした方がよいのですが、問題は労力がかかる点です。昨年、江藤農園でも乾燥機を購入しましたが、一度に乾燥できるのが1反分なので、全部終わらせるのには20日間以上かかる計算になります。

 

 江藤さんによると、今年は、かけ干しと自前の乾燥機だけで業者に頼まずに乾燥作業を行うと言っていました。本格的な収穫は11月に入ってからになります。私も来月は極力収穫の手伝いに行こうと思っています。新米の発売は11月初旬以降になりますので、しばらくお待ちくださいね!

 

 次回のうきは生活塾は11月13日(日)で、最終回となります。収穫祭ということで、江藤農園で収穫したもち米で餅つき会をする予定です。一般参加もできますので、ぜひいらしてください。料理の持ち寄り大歓迎です。