ムスビの会とは

 ムスビの会の「ムスビ」は大宇宙(マクロコスモス)と小宇宙(ミクロコスモス)を結ぶエネルギーの循環という意味と、人と動物、人と植物、人と人、人と地球、人と宇宙が平和に結ばれて調和の世界となることを願って付けました。
 目に見える関係だけではなく、目に見えない宇宙万物の繋がりの中で、われわれは生かされています。食卓に並ぶ野菜でも、それを作るお百姓さん、流通する人、小売する人、料理する人の縁で、やっと食べることができるのです。さらに、その野菜のイノチを育んだものは、太陽や大地、雨や風といった大自然の恵みです。

 こうした目に見えない繋がりを忘れてしまったのが現代社会です。この忘れてしまった一番大事なものに気がつくと、「生かされている」「おかげさまで」「ありがたい」「いただきます」「ごちそうさま」などの感謝のこころが生まれます。感動や感謝も、こうした目に見えない繋がりを感じることができると、自然に湧き上がってくるものなのです。

 ムスビの会は、そうした経済効率中心の世の中で、日本人が忘れてきたもの、一番大切な宇宙万物の有機的な繋がりを一人でも多くの方に気づいていただきたく設立しました。
2006年より正食(マクロビオティック)料理教室、マクロビオティック指導者セミナー、プチ断食セミナー、マクロビオティック研修会など、さまざまな企画をしています。


 自分自身の中にある無限の可能性の扉を開いて、病気の芽を刈り、不幸の芽を刈り、いつもウキウキ、ワクワク、ドキドキして、嬉しい、楽しいという毎日を送れる人が増えることが、ムスビの会の目標です。そのためには、地に足がついた行動、すなわち、食を正すということが大切です。地に足がついていないと、宇宙からやってくる無限電流を流す(アースする)ことができません。
 
 たえず流し続けることが、新鮮なエネルギー(気)を循環させて、病気の状態を元気な姿に蘇らせる秘訣です。そのためには、行動すること、体験することなど、皮膚感覚を最大限に使ってエネルギーをアウトプットすることです。出せばだすだけ、エネルギーは宇宙からインプットされます。ムスビの会はそんな体験の場を皆様に提供していきたいと考えています。

 
 さらに、不安と恐怖を持たないことも大切です。沖縄の「なんくるないさあ」精神で、目の前に起こる全ての現象は、魂の気づきであり、良くなる兆しだと思って行動してください。マスコミの情報の8割は不安と恐怖を煽るものです。マスコミによる情報の過剰の中で、本当の情報は数えるほどしかありません。マスコミによる不用な情報に惑わされることなく、宇宙からの本当の情報をキャッチする感受性を磨くことが必要です。

 宇宙はたえず、イノチを生かす情報、幸せになる情報ばかりを発信しています。食事を正すということは、体の受信状態を良くして、感度の良いアンテナを立てるということと同じなのです。ムスビの会では、伝統的な日本の食生活のすばらしさをお伝えしています。