陰陽について

昨日は、陰陽講座の話題を書きましたが、
改めて、ここで陰陽(いんよう)のことを取り上げてみたいと思います。

陰陽とは、
マクロビオティックの原理であり、
東洋の伝統的な世界観です。

中国や日本では、古くから、物事を”陰陽”という物差しで見る見方が発達していました。

私は、この陰陽の物差しを知ったことは、人生を歩む上での、大きな財産になったと思っています。

物事の「善悪」の判断に用いるのではなく、物事の状態を、全体の中から見出すことに用いるのであれば、これほど、有効な物差しはありません。

すべてのものの中には、陰の性質と陽の性質が持ち合わさっており、その陰と陽という、エネルギーのメカニズムによって、この世界の多種多様なモノや現象が生み出されているとする考え方です。

ものすごく、この陰陽を簡単に言うと、
「陽」とは、収縮していく求心的なエネルギー
「陰」とは、拡散していく遠心的なエネルギー

収縮と拡散・・・・?抽象的すぎて分かりにくいですね(笑)
収縮 (固まっていく作用)と、拡散 (広がっていく作用)と言うともっと分かりやすいでしょうか。

実際に身の回りにある陰陽の例を見てみると、ん~、なるほどと思えることがたくさんあります。
今度、もう少し、詳しく取り上げますね☆

 

※2010年8月21日の記事です。