お花見とパステルピンクの色の作用

 大阪の講演会の後、天満橋から大川沿いに歩いてお花見をしてきました。造幣局の通り抜けの前だった

のですが、運よく造幣博物館に入ることができ、さまざまな品種の八重桜を見物することができました。

ほぼ、満開状態で、見ごたえがありました。


 桜の花に魅了されるわけは、その色に答えがありそうです。

スイスのマリコパ郡刑務所では、「クール・ダウン・ピンク」というプロジェクトに基づき、30の監房、さらに囚人服をピンクにしたといいます。


 心理学者のダニエラ・パースさんによると、通常の実験で受刑者を2時間ほどピンクに塗った監房に

収容すると、怒りのレベルが少なくとも15分は静まるのだそうです。今や、世界中の刑務所の独房で

パステルピンクが採用され初めています。


 日本では松山刑務所の女性監房のドアの色にパステルピンクが採用され、話題になりました。

受刑者の圧迫感を和らげる目的だそうです。病院や歯科医院のナースの服にパステルピンクが多く採用されているのも同じ目的と言われています。


 パステルピンクには、人間を幸せで和やかな気持ちにさせる効果や、緊張をほどく作用、闘争心を

なくし、穏やかな意識に戻す働き、ホルモンの分泌を良くし、若返る効果などがあることがわかっています。

 

 そんな生理的、心理的に働く作用を日本人はなんとなく知っていて、桜の花の下でお花見をしてきたのかも知れませんね。

 

 造幣局の通り抜けは4月9日から15日までとなっています。この時期、肝臓の疲れから筋肉に過緊張

状態が起きやすいので、体に不調がある人は、ぜひ桜の波動で緊張を和ませるとよいと思います。