彼岸の入り

 今日から彼岸の入りですね!

秋のお彼岸と言えば「おはぎ」を思い浮かべる人が多いと思います。小豆の赤色には邪気を払う力が

あるとされていて、白いお米と赤い小豆が出会うことで紅白というおめでたい陰陽調和という意味もあったのでしょう。


 このお彼岸の頃にぴったりと時期を合わせたように咲くのが彼岸花です。私のいる町の郊外に行くと、田んぼのあぜ道にたくさんの彼岸花があり、ほぼ満開状態でした。我が家の庭にも白色の彼岸花が2株咲いていました。


 昨日は朝から地震雲が出ていて少し心配だったのですが、何事もなくてホッとしました。防災に関する備えはいつもしておく必要がありますね。いつ、何が起きても動じない心構えも大切です。私は小学生の2年から中学3年までボーイスカウトに入っていました。


 父がボーイスカウトの指導員をしていたため、兄はボーイスカウト、姉はガールスカウトに入っていたので、私も入団させられたのでした。何も知らない私は、「スカート」は履きたくないと、わけのわからない抵抗をしたのですが、「スカート」ではなく、「スカウト(偵察する)」の間違いだとわかり、安心した覚えがあります。


 そのボーイスカウトの心構えの一つに「備えよ常に!」というのがあり、入団のおかげで、いつも事前準備を怠らない習慣が身についたのです。先日の栃木県と茨木県での台風による豪雨災害、阿蘇・霧島・桜島での噴火活動の活発化、地震の増加など、地球の浄化活動が高まってきています。


 人間が今までしてきた環境汚染を地球が必死になって後始末をしてくれている状況のようです。人間至上主義で、儲けのためなら自然を破壊してもかまわないという意識から、自然との調和・共存といった新たな価値観に目覚めるまで天変地異は続くでしょう。


 人間もまた、浄化作用の高まりの中で自然淘汰されないように、まずは自らを少食や素食、プチ断食で禊いておく必要がありますね。物質的な備えも大事ですが、体の浄化が先にありきなのだと思います。