正食協会・東京校講演

  大阪に拠点をおく正食協会の東京校がオープンしました。場所は田園調布線の桜木町駅から歩いて4~5分の所です。10月29日に単発の講座があり、私も初めて伺いました。1階は自然食品店、2回は料理教室ができる講義室、更衣室、事務室になっています。とても立派できれい、しかも明るくて居心地のよい空間でした。


 正食協会はマクロビオティックの創始者で玄米菜食を世界に広めた桜沢如一先生の意思を受けた岡田周三氏により1957年(昭和32年)に設立され、大阪でマクロビオティックを広めるために活動が始まりました。


 1958年(昭和33年)に「むすび」誌の前進である「健康と平和」を創刊。機関紙の名前は「コンパ21」~「正食」~「むすび」に変わってきましたが、半世紀にわたってマクロビオティックの普及と啓蒙活動をしています。なんと今年の2015年11月号で674号になりました。


 現在では、月刊誌「むすび」の他に、マクロビオティックの関連書籍の発行や、玄米菜食を中心とした正食クッキングスクールの運営、各種セミナーや講座を開催しています。私は自然食品の商社であるムソー(株)に在籍していた33歳の時に正食協会の非常勤講師となり、営業の仕事のかたわら、正食の普及活動をしていました。


 そんな関係で、会社を離れて独立してからも正食協会の理事をさせていただいており、今回初めて東京講演に呼んでいただきました。手当て法の講座でしたが、20名くらいの方が参加され、とても熱心に聞いてくださり、嬉しかったです。



 2階からは中庭が見えます。私の本も販売していただきました。廊下にはマクロビオティックの基本原理である「一物全体」、「身土不二」、「穀物菜食」、「陰陽調和」などの説明の書かれたサインボードが貼られていました。

 1階の自然食品店ムスビガーデンはとても広く、商品アイテムが充実していました。奥には鮮魚・精肉コーナーがあり、お弁当も販売していました。穀物の量り売りコーナーがあったのにはびっくりしました。大阪の本店よりも広くて品揃えの豊富さに驚くとともに、こんな素敵なお店が出来たことがとても嬉しかったです。


 正食協会の料理教室は、関西人ならではの気さくな人柄の先生方が多いせいもあり、とても楽しく学べます。厳格なマクロではありませんが、料理の基本がしっかりと学べるので、おすすめです。


 次回は11月26日(木)のお昼から私のスポット講座「月のリズムでデトックス」があります。

試食付きの贅沢な講座になっています。ぜひお越しください。


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