2016年

1月

06日

ゴマ塩作り

今日はゴマ塩作りをしました。マクロビティックのゴマ塩は市販のゴマ塩と作り方が違います。市販のものは、ゴマと塩が混ざっているだけですが、マクロビオティックでは、ゴマを摺ることで、陽性の塩の回りに陰性なゴマの油が取り巻き、陰陽調和したゴマ塩となっています。

 自然塩を使う場合は、フライパンで炒って焼塩にしてから使用します。塩の中には塩素があるので、炒ることで塩素のガス抜きをするのです。今回は、地中のマグマで焼成された還元塩(ビオソルト)を使いました。800度以上の温度の蒸し焼き製法で作られたキ・パワーソルト(還元塩)もおすすめです。

 

 ビオソルトやキ・パワーソルトの場合は、すでに焼塩になっているので、炒る必要はありません。ただし、湿気を帯びている場合は、炒って乾燥させる必要があります。

 

 胡麻は洗いゴマを鍋かフライパンで炒ってから使うと風味がよいのですが、たまたま韓国の方から

いただいた自然栽培の風味のよい炒りゴマ(黒)があったので、今回はこれを使いました。炒るのが面倒だという方は、炒りゴマを使っていただいてもよいです。市販で流通しているゴマは中国産のゴマがほとんどです。国産のゴマは貴重品で、値段も高いです。昨年は、国産品が不作だったようで、ほとんど流通していない状況のようです。自然食品店では、中国産ですが、オーガニックのものが手に入ります。

 

 塩はすり鉢で微粉末になるまでよく摺ります。摺り方は、右回りで外から中(中心)に向かって摺っていきます。こうすると求心力が働き、より陽性な力塩が出来上がります。

 

 摺った塩の上に炒りゴマを載せ、ゴマを摺っていきます。今度は、内(中心)から外に向かって左回転で摺っていきます。こと時の大切なポイントは力を入れずに、すりこ木の重さだけで摺るということです。力が入り過ぎるとゴマから油がにじみ出てしまい、べたついた感じになり、美味しくなくなります。

 

 拡散性の左回転でゴマを摺る過程で、塩がゴマの中に入り込んでいきます。少しゴマの粒が残るくらいでよいでしょう。塩気の陽性をゴマの陰性を包み込む、陰陽調和したゴマ塩の出来上がりです。

 

 量としては、塩が大さじ1 に対して 黒ごま大さじ9 の割合で作りました。陰性な病気にはゴマの

割合を8くらいにしますが、私の感覚としては、このくらいが食べやすくてよいかな、と思います。

 還元塩を使うメリットは、酸化しにくい事です。瓶に入れて保存すれば、1~2か月くらいは風味が落ちません。市販の出来合いのものは、封をあけるとすぐに酸化するので、自家製が一番です。簡単で、しかも安くできるのもいいですね!ぜひ、お試しください。

 

 ゴマ塩は、海のミネラルを持った塩と、山のミネラル豊富はゴマが陰陽調和した食品です。白と黒という光と闇の色のバランスも陰陽です。玄米ごはんとの相性がとてもよいだけでなく、ホルモンバランスが整い、自律神経の働きがよくなります。強心剤としても働くので、甘い物や果物が好きで、不整脈や動悸がする、顔色が悪い、立ちくらみがする、貧血で悩んでいる、手先・足先が冷えるという方にもおすすめです。