大雪で感じたこと

 一昨日からの寒波により、私のいる福岡県南東部の朝倉市にもかなりの雪が降りました。今朝見ると、庭に15センチくらいの雪が積もっていました。

 小中学校は臨時休校となり、ムスビの会もスタッフが来れないので、臨時休業とさせていただきました。現代科学がいかに発達しようとも、自然の力にはかなわないことを実感させられます。こんな状況がしばらく続けば、物流が滞り、スーパーやコンビニからも商品がなくなり、経済活動がストップしてしまいます。

 地震大国である日本では、関東大震災、阪神大震災、東日本大震災といった例があるように、いつ何時、天変地異により、被災する状況が起きるかわかなない状況にあります。震災は、一度体験しない限り、その不便さ、大変さは決してわからないでしょう。今回の雪は、危機管理意識が低下した人たちに、「備えよ常に!」ということを教えるためにもたらされたのかも知れませんね。

 昨晩は満月の月明りに雪が照らされて、光り輝く姿はとてもきれいでした。雪の結晶と月の光ですべてが浄化されたような感じでした。今朝は、家の周りを散策しましたが、雪が積もった木々の姿は美しく、その造形美に見とれてしまいました。

 こんな寒い日には、薪ストーブの火がありがたいです。ガスや石油と違い、温められた空気が冷めにくく、家全体が満遍なく温まります。薪を割ったり、乾かしたり、こまめに薪をくべたりと、手間がかかるのですが、そんなローテクの所が私は好きですね!

 スイッチ一つで使えるクーラーや石油ファンヒーター、電気温熱機などは便利ではありますが、電気が来なければ使えないというデメリットもあります。危機管理のためには、多少不便ではあっても石油ストーブや火鉢、薪ストーブ、豆炭コタツといったものを用意しておくことは必要かも知れません。ちなみに、我が家のコタツは豆炭コタツです。