2016年

5月

11日

うきは生活塾の第3回

 5月8日(日)に福岡県うきは市の江藤農園にてうきは生活塾・農的暮らし方講座の第3回が開催されました。今回は福岡県、長崎県からMI塾のOBやセミナーの受講生など10名くらいの方にご参加いただきました。子供さんを3人連れて来ていただいたご家族もあり、とてもにぎやかな体験講座になりました。

 午前中は畑の除草、畝立ての後、初回に種まきをしたネギの苗を植えました。3か月で結構大きく育ちました。20cmぐらいの間隔を置いて穴を掘って丁寧に植えていきます。その後、雑草除けと雨による泥除けのために苗の回りに除草した草を敷き、土を覆っていきます。草の下にさまざまな微生物が繁殖し、草が腐ることでたい肥にもなります。

 次に大根を植えた畑の除草と間引きです。3か月前に種まきをした大根でしたが、結構大きくなっていました。二本に1本くらいの割合で間引きをしていきます。また1か月くらい経ったところで、さらにもう一度間引きをする予定です。種まきをする場合、初めから間隔をあけて播くと、うまく育たないのだそうです。小さいころは仲間同士が寄り添って生き抜く必要があるのでしょう。間引いた大根は、参加者にお持ち帰りしていただきました。

 お昼の時間は、江藤さんが手作りした鯉こくを振る舞ってくれました。買ってきた鯉をさばき、内臓から骨、鱗まで一物全体をごぼうと生姜と一緒に2日間煮込み、八丁味噌で味をつけたものです。鯉の生命力と味噌、火の陽性のパワーで、造血力が増し、体もあたたまり、活力がでます。

 

 母乳の出を良くする働きもあるので、産後の妊婦さんにもおすすめの料理です。マクロビオティックで唯一動物性食品を使う料理でもあります。川魚の臭みを消すのにクレソンとネギを刻んで鯉こくにトッピングしました。江藤さんの手間ひまの愛情がたっぷり入った、とても癒される美味しい鯉こくの味に皆さん大満足の様子でした。

 

 レタスは江藤さんの畑で採れたもので、これも初回の講座で植えたものです。外葉だけを採っていけば、しばらくの間収穫できます。今回は味噌にゴマ油と少量のラー油でドレッシングを作り、それにレタスを絡ませてサラダにしました。みなさん美味しいと好評でした。

 

 セリを刻んだものに味噌を混ぜ、ちょっぴりホロ苦味のあるセリ味噌を作りました。レタスに添えて食べたら結構おいしかったです。

 昼食後は茄子の苗とトマトの苗を植えました。これは江藤さんが種まきをして育てた苗です。植えたあとはネギと同じように草マルチをします。雑草が足りなかったので藁で足りないところを覆いました。

先月植えたラディッシュが結構大きくなっていて、間引きをしました。ラディッシュは赤い部分が土の上に出て育つので、なんとなく可愛らしいですね!

 はつか大根の種まきもしました。一粒づつ丁寧に等間隔で播き、団粒の土を手でほぐしながら土をかけていきます。来月には実っていることでしょう。楽しみです。子供たちはずっと、園内を散策したり、走りまわったり、水遊びをしたりで大はしゃぎでした。子供さん連れのご参加も大歓迎です!

 最後は、ジャガイモの間引きです。一つの芋から3本くらいの茎を残し、あとは間引いていきます。この作業をしないと小粒のジャガイモが増え、不揃いになってしまうとのことでした。これで今日の作業はすべて終了です。お疲れさまでした。

 

 うきは生活塾では、野菜や米を多少なりとも自給することで、経済に支配された社会から自由になることを目指しています。熊本で震災がありましたが、そうした天変地異に対する備えという意味でも、食物を自分で調達する技術を持つことは意味があると思います。

 

 スポット参加もできますので、世の中のコントロールから外れたい、大地に触れて都会の電磁波によって体内に帯電した静電気を抜きたい、自然と触れることで癒されたい、ものを作る楽しさを知りたい、といった方、ぜひお越しください。いろんな気づきの機会になると思います。