もち米の種まき

 5月16日は江藤農園の江藤さんに頼まれて、もち米の種まきに行ってきました。苗ポット十数枚に種を播いていくのですが、発芽した種を三粒づつポットに入れる作業が結構大変なのです。先日の水稲は機械を使ったので、500枚くらいを僅か1時間半くらいで終了できましたが、手作業の場合、10枚播くのに3人かかりで2時間かかりました。

 でも、世間話をしながら作業をしたので、苦にならず、楽しいひと時でした。もち米の種はうるち米よりもふくよかな感じです。原種に近いのだと思いますが、生命力が強い感じを受けました。毎年、年末に江藤さんからもち米をいただくので、家の餅つき機をつかって餅をついています。ついた餅は光沢があり、粘りがよく、ほのかな甘味もあってとても美味しいのです。

 

 もち米については手作業で田植を行い、手作業で稲刈りをしています。また刈った稲はかけ干ししています。手間ひまの連続の中で、作業にかかわった沢山の方々のまごころが濃縮しているので、美味しいもち米になるのだと思います。少量しか収穫できないので、まさに幻の餅米ですが、うきは生活塾の最終回では、このもち米を使って餅つきをします。飛び入り参加も大歓迎ですので、ぜひいらしてください。