玄米食おひさま講座

 昨日から夏の土用に入りました。7月19日が土用の入り、土用明けは8月6日です。8月7日の立秋の前の約18日間が夏の土用で、この時期は夏バテや熱中症、食欲不振、不眠症といった症状が多発する時期です。この土用の時期に昔は疫病が流行ったようで、邪気払いとして夏祭りが全国で開催されてきました。花火大会もその一環で催されてきたようです。

 

 この土用の時期の不調にはプチ断食が一番です。プチ断食が難しいという方は、ご飯、味噌汁、漬けものといった素食を数日間実践されるとよいでしょう。腸内腐敗が起きやすい期間なので、みそ汁や漬物、納豆、玄米甘酒、塩こうじといった腸内環境を整える働きのある発酵食品を活用しましょう。

 

 そんな中、今日は佐賀市内にある玄米食おひさまさんで、3回目の食育入門講座が開催されました。

回を重ねるごとに参加者が増え、今回は20名ご参加いただき、満員御礼となりました。遠くは長崎、福岡からも参加していただきました。

 

 今回の話は正食5つの基本の3番目で、「穀物・野菜を中心とする食事」の効用について解説しました。歯の割合からみた生理的な食べ方の秩序や日本人の食性とは何か、動物性食品に残留する化学物質の問題や腸内環境の悪化問題、糖質抜きダイエットやローフードの問題点、穀物菜食による運動能力の向上について、アメリカでマクロビオティックを実践している映画俳優や一流アスリートが増えていること、などについて詳しく説明させていただきました。

 講座の後は、おひさまさんのランチをいただきました。いつも通り彩りがきれいで、味も抜群に美味しかったです。夏の食材が上手に使われていて、体が喜ぶ感じでした。

 

 今日は満月なので、私は夕食抜きです。体によい食材をいただくと、お腹が減りませんね。おひさまさんのランチのおかげで、プチ断食が楽に出来そうです。

 

 次回は1か月間が空いて、9月21日(水)の開催になります。テーマは

「マクロビオティックの基礎を学ぶ④ 陰陽を生活に役立てよう!~体を温めたり冷やしたりする食べ物

の見分け方」です。はじめての方でも大丈夫です。ぜひお申込みの上、ご参加ください。