10月2日に京都で自然療法講座の第5回が開催されました。午前中の谷口佳世先生のテーマは快療法の食・息・動・想・環の考え方の「環」に焦点を当てた「自然環境に優しくすると私たちおからだに優しく戻ります~よりよい生活周辺グッズを選ぶ目を持とう!」でした。
話の中で、EM菌の薄め液をスプレー容器に入れて台所やトイレ、お風呂場といった水回りに散布すると汚れ落ちがよくなり、ぬめりが消えて消臭効果もあると教えてもらいました。実際、私も洗濯する時に液体洗剤にEM菌の液体を少量混ぜると、洗濯臭がなくなりました。
また、洗濯物の黄ばみが消え、洗濯機のドラムのカビが取れたのです。洗濯物自体もふんわりとしたした仕上がりになり、着てみると気持ちがいい感覚がありました。洗濯で流れた水も排水管のパイプを洗浄し、排水の石鹸成分を生分解するのを助けてくれるという、環境に優しい生活グッズなのだと納得しました。
午後は私の担当で、「メタボリックにならない秘訣と大根を使った手当て法~第一大根湯・第二大根湯・椎茸スープの実践」でした。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)にならないためには、人体の下水管に相当するリンパ管に目詰まりを引き起こす油脂類の摂取をまずは減らすこと。
さらにリンパ管の浄化力の強い白くて辛い根の野菜である大根や生姜、玉ねぎ、白ネギ、蓮根、葛、長芋といった野菜を上手に料理に取り入れること。手当て法としては大根や生姜、椎茸を使うと効果的なので、マクロビオティックの手当て法の中で、リンパ管の掃除薬となる第一大根湯、第二大根湯、椎茸入り玄米スープの実践をしました。
第一大根湯は発汗力が強く、少量飲んだだけでも汗が噴き出てきます。簡単な手当てとしては梅醤番茶に大さじ1杯の大根おろしを入れて飲めば、手軽な第一大根湯ができあがります。皮膚病の方には、この飲み方をおすすめします。
第二大根湯には優れた利尿作用があり、結石を流す働きや、腎臓のフィルターに目詰まりした汚れを洗い流してくれるので、腎臓病におすすめの手当てです。常時飲むものとしては、浅入り玄米スープや椎茸入り玄米スープがおすすめです。高血圧やリウマチ、神経痛、自己免疫疾患に効果が期待できます。
次回は12月4日(日)で、「頭骸仙骨療法/LET(ライフエネルギーテスト)でからだの声を聞く~自分に必要な食材、薬草などの見分け方が分かれば怖いものなしになる」谷口講師
婦人科のトラブルの対策とコンニャクやビワを使った手当て」岡部講師 です。スポット参加も可能なので、ぜひいらしてください。