10月25日(火)に宇都宮市内にあるHAPPY TALBEさんにて陰陽五行スキルアップ・食養指導マイスター講座の9回目が開催されました。
今回の私の講座のタイトルは「陰陽五行・冬編~腎・膀胱系のトラブルの原因と対策・望診法」でした。11月7日の立冬から季節は冬になりました。寒さに弱い腎臓にとって、立冬から立春までの冬場に腎を冷やさない対策が必要です。体が冷える甘い物や乳製品、果物を控え、体温を上げる作用のある根菜類や雑穀類、乾物類にしっかりと火を通して食べる食事法が腎を強化してくれます。
杉村美樹先生の今日のランチメニューには腎を良くする黒色食品や根菜類、小豆、栗、乾物といった食材がたくさん使われていました。
この日のメニューです。
●栗・小豆入り玄米ごはん ごま塩添え
●重ね煮のけんちん汁
●そばの実入り
高野豆腐とチンゲン菜のあんかけ
●まこもの塩麹炒め
●切干大根のゴマ酢和え
●昆布の醤油麹煮 蓮根梅酢漬け
大根の塩麹漬け
●乳酸生玄米甘酒
秋の土用期間中だったので、黄色くて甘い食材も上手に活用されていました。いつもながら彩も美しく
、味も抜群に美味しかったです。「まこも」はあまり馴染みのない食材でしたが、塩麹で炒めるとサクサク感があり、とても美味でした。
ランチの後は、この会の主催者である杉村先生によるレシピの解説があり、その後、スタッフの美幸ちゃんによる腎・膀胱系の働きを整えるヨガを実践しました。
今回のスイーツは甘酒栗きんとん 栗の渋皮煮で、黄色と黒色のコントラストがきれいで、タオの
対極のマークのような印象を受けました。栗の柔らかさと玄米フレークのサクサク感との食感も良かったです。前立腺や子宮といった腎の出先機関の形と共鳴するのが三角形の形の栗で、亜鉛などのミネラルやビタミンが多く含まれ、ホルモンバランスを整えてくれます。
12月でこの講座も最終回を迎えます。来年は、スキルアップ講座の上級編を開催する予定にしています。案内が出来上がり次第、告知させていただきます。お楽しみに!