うきは生活塾・最終回

 うきは生活塾の最終回が11月13日に江藤農園で開催されました。午前中は畑の草取りとネギの苗植えです。草を丁寧に取った後、土の上に線を引き、等間隔で苗を植えていきます。九州では天候不順の影響で、玉ねぎの苗がなくなる事態になっています。また、キャベツや白菜といった葉物の不作の影響で、軒並み葉物の値段が上がっています。そういう状況を見るにつけ、自給自足の大切さを感じますね!

 お昼は江藤農園で採れたもち米を使って餅つきをしました。自前の乾燥機で籾を乾かし、籾摺り機で脱穀をします。黄な粉餅と納豆餅、からみ餅、自然薯餅の4種類を作りましたが、大好評で、あっという間になくなりました。餅は伝統的な食べ物であるだけでなく、ミトロカエシの技法により還元力が備わっていて、邪気を払ってくれます。1年間の邪気が払われ、また来年も元気に暮らすことができるパワーをもらった感じです。

 

 今回は収穫祭を兼ねたイベントでしたが、新嘗祭のように、その年にできた新米をいただくことで、大地や水、太陽、稲といった天地万物の恵みに感謝をささげることができたと思います。江藤農園のお米も豊作で良かったです。例年よりも甘味が増し、味は抜群です。

 

 参加者には江藤農園の新米をお土産に差し上げました。毎月欠かさずに通ってくれた参加者の方に感謝です。今回はうきは市に移住されてきた男性も加わり、楽しい会になりました。参加者のみなさん、指導をして下さった江藤さん、本当にありがとうございました。