奈良プチ断食リトリート

 10月14日~15日にかけて、奈良の吉野山にある桜本坊にて、奈良プチ断食リトリートが開催されました。奈良での開催は3回目で、吉野山では初めての断食会でした。あいにくの雨でしたが、午後の散策時間だけ雨がやみ、戸外の桜の木々の下で、アーシングをすることができました。

 

 裸足で大地と触れ合うアーシング(グラウンディング)は、体内に帯電した静電気を抜き、大地から自由電子を取り込むことで血液が浄化され、生命エネルギーが補充されます。夜露や雨で草が濡れていた方が電気の流れが良くなるので、ぴったりの環境でした。山の木々からもマイナスイオンが供給されるので、体全体がスッキリした感覚になりました。参加者の皆さんの表情も和らいだようです。

 会場となった桜本坊は役行者に縁のある山岳修行を行う道場で、それぞれの「魂」を尊重し合いながら浄化をはかり、成長できる空間であり、道場です。ご住職の奥様である伯舟さんと私は昔からの知り合いで、この会の主催者である林さんとお友達でもあり、そのご縁でお借りすることができました。

 

 ご本尊は神変大菩薩(役行者)で、山伏文化の殿堂と言えるほど多くの文化財が残されてます。二日目の朝に全員で参拝させていただきましたが、本堂の入室の前に、お香や水、野草を使ったお祓いの儀式があり、修験道のお寺らしいと思いました。

 

 最終日には、だるまさんに入ったスピリチュアルおみくじをいただき、一人ひとり内容を読み上げ、それを伯舟さんに解説してもらいました。それぞれの方に必要なメッセージがあり、ありがたかったです。

 朝のワークでは、主催者の林さんが足ふみ健康法の指導をしてくれました。お互いに足でもみ合うのですが、これが何とも気持ち良かったです。生姜湿布でお腹も温まり、ヒプノセラピーで感情を吐き出すこともでき、身も心もホッコリとした感じになりました。

 初日の夜に飲んだ甘酒は、林さんが手作りしたものです。玄米麹で前日から仕込んでもらいました。最終日は、この甘酒を使って伯周さんが手作りしたスイーツをいただきました。寒天や葛が入っていて、お腹が喜ぶ感じです。皆さん、大喜びでした。

 

 あっという間の二日間でしたが、プチ断食と心地よい場のエネルギーをいただいて、皆さん、とてもよい笑顔で帰られました。好評にお応えして、来年もまた、桜本坊さんにてプチ断食リトリートを開催しようということになりました。お楽しみに!