春の土用の過ごし方

今日から春の土用に入りました。5月4日まで続きます。

春の土用は自律神経系の失調から五月病が発症しやすい時期です。なんとなく落ち着きがなくなり、会社や学校に行きたくなくなったり、今までやってきた事に疑問が生じやすくなったりします。

 

これは、春を管理している臓器である肝臓と胆嚢の経絡の弱りからもたらされる症状です。からだもだるさが取れず、やる気もおきなって、春眠をむさぼりたくなったりします。特に土用になると、甘いものが無性に食べたくなったり、いくら食べても満腹感がわかず、だらだらと食べ続ける傾向になります。

 

こんな時に不調から抜け出す一番の秘訣がプチ断食です。土用の時期は食べ過ぎたものが腸内で腐敗を起こしやすく、その毒素が肝臓に行って解毒されます。肝臓がへとへとに疲れて血液の浄化ができなくなると、汚れた血液が脳に回って怒りっぽくなったり、いらいらしたり、ひどくなると五月病になったりするわけです。

 

土用の時期のプチ断食は、腸内腐敗を抑え、腸内環境をよくするだけでなく、精神安定効果をもたらしてくれます。

この時期に自己否定的になりやすい方でも、少食やプチ断食を心がけることで、きっと自己肯定感が出てくるはずです。甘酒や酵素飲料を使って、ぜひ、チャレンジしてみてください。

 

プチ断食はハードルが高いという方には、少食プランがおすすめです。ごはん、味噌汁、漬物といった365日飽きがこない中心軸となる食事で2~3日過ごされると体調がよくなります。よく噛んでいただくようにすると、さらに効果的です。

 

また、土用の頃は、大地の変動が起こりやすいため、地震に注意してください。4月16日にトラカ列島で群発地震が起きているので、4月いっぱいは注意が必要です。プチ断食をしていると感性が研ぎ澄まされるので、その予兆に気づきやすくなるでしょう。春の土用を元気にお過ごしくださいね!