滋賀プチ断食リトリート1日目

 6月16日(土)~17日(日)にかけて、滋賀県大津市の山奥にある輪のわ空間「奥加河荘」にて、滋賀プチ断食リトリートが開催されました。この会場でのプチ断食リトリートは昨年の続き3回目の開催となります。山里にある古民家での生活は、昔の世界にタイムスリップしたような懐かしい感覚になります。

 

 ここでは、携帯電話の電波も届かないので、デジタルデトックスもでき、メールも電話もかからない世界での情報断食は、われわれの心に真のゆとりをもたらしてくれます。過剰な情報がうずまく生活の中で、時には情報断食をすることで、自然の恵みを皮膚感覚を通じて感じることができるようになります。

 

 私のプチ断食の効用の話の後は、第一酵母の高橋聡一郎さんによる「腸内環境と天然酵母飲料」の講義でした。天気があまりにもよかったので、戸外で講座をすることにしました。自然の風と太陽の木漏れ日の中で、心地よい時間を過ごすことができました。

 

 戸外には里山の風景が広がっていて、木々の発するエネルギーに包み込まれているような安心感を得ることができます。梅雨時にもかかわらず、湿度も高くなくて、とても清清しい空気感が漂っていました。

 講義の後は、信楽の窯元によって観光気分です。私も信楽焼きの器を買いました。その後、信楽温泉に移動し、温泉タイムです。この温泉は規模も大きく、泉質も抜群で、露天風呂からは、美しいため池の景色を望むことができます。いくつものお風呂を堪能し、体の緊張が抜け、心も体もポカポカ状態となりました。

 夜の部は、奥加河荘のオウナーの田中夏子さんによるシンギングリンによる音浴会です。リンの倍音の響きを聞いていると、異空間に意識が飛ぶような感覚になり、一種の瞑想状態となります。私は、完全睡眠状態でした。

 

 リンの後は、蛍ツアーで、近くの川まで車で移動し、蛍見物をしました。真っ暗な夜空を舞う蛍の明かりは幻想的な感じでした。三日月と木星がとても綺麗でした。その後、生姜湿布の手当て法のワークがあり、玄米甘酒を飲みながらの交流会で1日目のスケジュールはすべて終了しました。皆さん満足顔だったのでよかったです。