TSUKINOKI・五行・手当て法講座

 6月26日(火)に神奈川県のTSUKINOKIさんにて、今年3回目の陰陽五行と望診法・手当て法講座・月のリズム編が開催されました。今回は、心臓系の望診法の話を午前中にして、夏場に起こりやすい熱中症や夏ばて、睡眠障害などの対策について解説しました。

 

 月の周期律では上弦の月期にあたるのが心臓の経絡で、行動する、チャレンジするなど、体験を通じて学ぶと人生が拓けていく期間です。この頃には高血圧や不整脈、動機、息切れ、睡眠障害、意識障害といった心臓系にかかわる症状が出やすいので、赤色食材や苦味の食材を料理に活用するようにします。

 この会を主催していただいている大槻さんの手作りのランチは、毎回すばらしいのですが、今回は心臓系を強化する赤色食材のビーツやタカキビ、夏野菜、紫蘇などの薬味が上手に活用されて、見た目も美しく、味も絶品でした。心も身体もほっこりするようなエネルギッシュなお料理でした。

 一人でこれだけの人数の料理を作るのはさぞかし大変だったことでしょう。一説によると、毎回徹夜で作られているとの噂も聞こえてくるくらい、手間ひまが込められていました。大槻さん、本当にありがとうございます。疲れた顔をぜんぜん見せないのがプロですね!

 午後からの手当て法では、還元塩を用いたごま塩作りと、梅干の黒焼き、黒焼き入りの玄米スープ作りのワークをしました。何でも手作りしたものは味が違いますが、参加者の皆さんも手作りする楽しさを感じていただけたのではないかと思います。梅干の黒焼きも市販のものはタール臭がするものが多いのですが、きちっと蒸し焼きにしたものは、そうした異臭がしません。味もマイルドな感じがします。

 

 講座の後のスイーツはこの講座に参加してくださっている秋吉さん手作りのもので、毎回おしゃれな名前がつきます。わたしの影響からか、駄洒落を用いた名称となっていて、ダジャレスイーツと呼ばれています。感動するくらい美味しかったです。盛り付けも出し方にも心がこもっていて、見ているだけで元気になれます。

 

 次回は8月28日(火)で、内容は午前の部(講義):土用の月のリズムと陰陽五行(胃、脾臓編) 移行周期の食事法 気の低下によるすい臓系のトラブル(糖尿病・低血糖症など)
  午後の部(手当て法):土用の月期の手当て法講座 梅酢ジュース、葛梅醤番茶、炒り玄米おやつ

 

 といったテーマで開催します。スポット参加もできますので、ぜひご参加ください。