埼玉での手当て法講座

 6月28日(木)に埼玉県比企郡滑川町にある伊古の家・農家レストランにて、2回目の入門編マクロビオティックと手当て法講座が開催されました。今回のテーマは夏の養生法ということで、熱中症や夏バテ、冷えバテ、食中毒などの対策の話をしました。

 

 最近増えている熱中症は塩分不足で起きているケースが多いです。夏場は水だけのんでも発汗による体温調節は難しく、塩気を適切に摂取することで、汗がしっかりと出せるようになります。その手当て法として、塩分補給と疲労物質の除去に優れた効果を発揮する梅醤番茶や梅酢水、梅酢スプレー、梅酢ジュースの作り方について、説明しました。

 

 皆さんとても熱心に聞かれていて、話し甲斐がありました。子供さんをお持ちのお母さん方が多かったので、子供さんの健康管理の役に立てようと真剣に耳を傾けていました。

 お昼は農家レストラン特性のヘルシーベジランチです。地元で取れた野菜や野草を使って、お袋の味を思わせるような家庭料理の数々が並んでいて、食べながら癒されました。味もとってもよくて、皆さん笑顔になりました。

 

 昼からは、手当て法の実践編ということで、実際に梅醤エキスを手作りしたり、梅酢とりんごジュースを合わせてスポーツドリンクを作ったりと、体感していただきました。頭で覚えた知識はすぐに忘れますが、体験を通じて学んだことは、記憶にしっかりと残るものです。

 

 最後は、皆さんに講座の感想と質問をおひとりずつ発表していただき、私がそれにお答えする感じで終わりました。次回は、8月30日(木)で、玄米を使った手当て法と土用の過ごし方について解説します。スポット参加もできますので、ぜひご参加ください。