もち米の稲刈りと掛け干し応援

 昨日から今日にかけて、江藤農園の稲刈りの応援に行き、もち米の刈り取りと掛け干しをしました。

秋晴れのよい天気に恵まれて、風もあり、稲刈りにはぴったりの日になりました。

 

 もち米は、通常のお米と混じらないようにするため、コンバインは使わず、一連式の刈り取り機を使います。ただし、隅の方は手刈りをする必要があり、それが私の担当でした。手刈りした後は、紐で稲を束ねて生きます。この作業が意外と大変なのです。

 

 いつも使わない筋肉をつかったので、翌日は筋肉痛でした。でも、大地や稲と触れ合うことで、アーシングできたので、心も体も晴れ晴れとしました。例年と比べると一束の稲の量が多い感じがしました。しっかりと実が入っていて、今年は豊作になりそうです。

 

 翌日は、刈り取った稲束を木で組んだ柵に掛けていきます。束を二つに割り、少しねじりながら竿に掛けるのですが、イネの茎が曲がらないように、紐の隙間から稲が落ちないように気をつけながら作業します。今月末頃には収穫できると思います。江藤さんのもち米は量が少ないのですが、とても美味しくて、我が家の年末は、このもち米を使って餅をつきます。

 

 うきは市でも、こうした掛け干しの風景は少なくなりました。太陽の恵みをしっかりといただく先人の知恵を感じます。機械乾燥では決して味わえない美味しさとパワーを授かるわけですが、手間ひまがかかるのが難点です。効率を考えると採算が合わない作業ですが、それを度外視したところに、本当に大切なものがあるようです。

通常のヒノヒカリとニコマルはまだ茎の色が青いので、あと1週間から10日後に収穫を始める予定です。近隣では、昨日から稲刈りが本番を迎えましたが、完熟するまでおいておくのが江藤さんの米作りの特徴です。

その結果、青米がほとんどない、完熟米が出来上がります。

完熟状態で保管すると、ほとんど虫がわかず、古米でも味が落ちません。11月はじめには新米の出荷ができると思いますので、お楽しみに!

ムスビの会のホームページで案内させていただきます。