ウイルスから身を守るケイ素

 

新型コロナウィルスが世界的に拡散し、心配している方が多いと思います。

 

 

ウィルスは電磁波の発するプラスイオンの多い環境や空気中に公害物質の多い場所で活性化し、感染力を増します。ですから大都市ほど要注意になります。 森林の多い田舎ほど、マイナスイオン濃度が増すので、都会を離れて過ごすのも一案です。

 

 

 

また、ケイ素を含むトルマリンや麦飯石、アメジスト、水晶、翡翠、ゼオライトはマイナスイオンを発するので、ウィルスやバクテリアといった邪気から体を守ってくれます。宝石💎を身につける習慣は、そうした意味でなされて来たのでしょう。

 

 

 

イネ科の植物もケイ素が豊富に含まれています。玄米、アワ、キビ、ヒエ、ライ麦、オーツ麦、ハトムギ、カラス麦、とうもろこし🌽、マコモなどがイネ科の穀物なので、努めて食べるようにしましょう!

 

 すぎな、シナモン、クマザサ、青さのり、昆布、干しわかめ、あさりにもケイ素が多く含まれています。

 

 

          ケイ素(シリカ)の効用

 

IT産業にかかせない半導体の原料、ケイ素

 

 

シリコンバレーといえば、アップル、インテル、GoogleFacebookYahooなどに代表されるソフトウェアやインターネット関連企業が多数生まれ、IT企業の一大拠点となっています。そこでの主役は半導体の原料であるケイ素です。

 

 

自然界でケイ素は、安定した二酸化ケイ素(シリカ)の形をとっています。これは砂の主成分であり、ガラスの原料としても使われてきました。地球の地殻内にはシリカが大量の含まれていて、地球の表層の約6割がシリカを含む鉱物によって構成されています。その大部分は花崗岩の中に石英や長石、雲母などとして含まれています。

 

 

石英の中でも、特に透明感のあるものは水晶と呼ばれ、人の思いを記憶したり伝達したりする力があるパワーストーンとして珍重されています。水晶の結晶に電圧を加えると、一定の信号(情報)を発信することから、その力を利用した正確な時を刻むクウォーツ時計や、インターネット等の通信機器をつなぐ光ファイバーケーブル、情報の発信・伝達器(アンテナ)の材料として使われています。水晶は、携帯やコンピュータなどのエレクトロニクスには欠かせない部品となっています。

ケイ素を体内に補充し、松果体の働きを高める

 

 

人間の体内においてもケイ素はさまざまな働きをしています。第三の目と呼ばれる内分泌器官の松果体は、その99パーセントがケイ素から出来ています。ケイ素化合物のシリコンは、松ぼっくりのように結晶しますが、松果体も同じような形をしています。光の刺激を受けて睡眠ホルモンのメラトニンを分泌する松果体は、睡眠のリズムを刻むだけでなく、宇宙からもたらされる光の情報をキャッチし、それらをダウンロードして気づきやひらめき、インスピレーションに変換する情報処理を担っていると言われています。

 

 

ケイ素を体内に補充できれば、脳神経が光ファイバー化して情報伝達能力や記憶力が増し、松果体の働きも高まって、脳が覚醒状態となるかもしれません。ただし、現代人のほとんどは松果体が石灰化してしまい、あまり機能していないと言われています。石灰化の原因となるのが、歯磨き粉やフッ素加工された調理器具から侵入するフッ素です。それ以外にも歯の詰め物や予防接種ワクチンに含まれる水銀もその一因となっているようです。

身体を再生、修復、有害物質を排泄する働き

 

 

ケイ素はまた、免疫力の中枢である胸腺、熱や活動エネルギーをもたらす細胞内のミトコンドリア、骨、毛髪、関節、皮膚、血管に多く含まれ、若返り物質であるコラーゲンやヒアルロン酸、コンドロイチンのなどの構成成分にもなっています。このようにケイ素は免疫力だけでなく、肌の保湿や骨や髪、爪の再生や修復の手助けをしています。

 

 

生物の中では、ネ科の植物の玄米、きび、大麦、からす麦、トウモロコシなどに、海藻では青のり、昆布、干しわかめ、野草ではスギナ、クマザザ、肉桂(シナモン)に、またシダ植物やコケ植物、ケイソウなどにケイ素は多く含まれています。ケイ素は体内に取り込まれた重金属や農薬、食品添加物、環境ホルモン、放射性物質といった有害物質を排泄する働きを持っているとされています。浄水器や、水槽、空気清浄機に汚れの吸着材や脱臭剤として使われているゼオライト(沸石)の主成分もケイ素です。

 

 

幸運を引き寄せると言われるトルマリン(電気石)には、マイナスイオン効果があるとされ、入浴剤や化粧品、布団、衣類などに使われています。日本で玉とよばれ、古くから珍重されてきた翡翠(ヒスイ)も、主成分はトルマリンと同じシリカです。シリカを含む麦飯石やトルマリンなどの天然石を用いた陶器「森修焼」は、食物のエネルギーを増幅します。それらを活用すれば、人知を超えた情報が直感として授かりやすくなるかもしれません。

ケイ素を多く含むイネ科食物で体内浄化

 

 

原子番号6番の炭素と原子番号8番の酸素が合体すると、原子番号14番のケイ素になります。竹やウバメガシの木を蒸し焼きにしたのが木炭です。竹炭や備長炭のように叩くと金属音がするのは、マイナス水素イオンを補充しながら蒸し焼きにする炭化作用よって原子転換が起こり、ガラス質のケイ素が生成されるからではないかと私は考えています。そのケイ素によって、水や空気といった環境浄化の力が働くのだと思われます。

 

 

マクロビオティックの世界においても、梅干しや昆布、ナス、玄米の黒焼きなどがありますが、それらの薬効もケイ素がもたらす浄化作用だとすれば納得しやすいです。石英を1600度で気化させて水に溶かした水晶水も市販されていますが、まずは、イネ科の食物や黒焼きを用いて体内浄化をしてみましょう。松果体が働き始めると、炭素生命体である我々の身体が徐々にケイ素生命体に変化し、不食で長寿命になり、水晶のような光輝く新人類になるのも夢ではないかもしれませんね!

 

「むすび」誌(正食協会) 2018年2月号 連載記事 文 岡部賢二