感染症に太陽光が有効!

新型コロナウイルスが太陽光で急速に不活性化することが、アメリカの研究機関によって発表されました。これは、米政府高官が23日に発表したもので、新型コロナウイルスが太陽光によって急速に不活性化するので、夏の間は感染拡大が収まることが期待されるというものです。

 

また、温度と湿度の上昇によっても、ウイルスが不活性化することも報告されています。このことは、私が以前からブログなどでお伝えしてきたことですが、学術的に正式に認められたことになります。

 

「新型コロナウイルス、太陽光で急速に不活性化」詳しくはコチラ

 

「新型ウイルスの弱点」東海アマブログ 詳しくはコチラ

 

「太陽紫外線が感染症を防ぐ」岡部賢二記事 詳しくはコチラ

 太陽紫外線量は5月くらいにピークを迎えます。4月16日から5月4日の間の春の土用の時期に、感染症のピークを迎えると前々回のブログの記事に書きましたが、この土用の時期に太陽光を浴びる(土用干し)は、何よりの感染症対策になります。

 

 人間の皮膚には乳酸菌を中心とした常在菌が棲み付いていて、外から侵入する病原細菌やウイルスから身体を守ってくれています。次亜塩素酸や消毒用アルコールなどの殺菌剤の過剰な使用により、常在菌が死滅してしまうと、却ってウイルスや細菌が侵入しやすい状態を招くため、逆効果になります。

 

 皮膚を太陽に晒せば、ものの数分であらゆるウイルスや病原菌は死滅します。また皮膚に棲む光合成細菌は、太陽紫外線を利用してビタミンDを合成してくれます。体内にビタミンDが多い人ほど、感染症にかかりにくいことが分かっています。

 

 「ビタミンDの多様な効能」 詳しくはコチラ

 

 「ウイルス感染の抵抗力を高めるビタミンDを増やす方法」詳しくはコチラ

 

夏場は30分、冬場は1時間太陽光線に当たるとビタミンDを増やすことができます。

食べ物では、天日干しした食べ物全般からビタミンDの摂取ができます。切干大根や高野豆腐、かんぴょう、干し椎茸、干しわかめ、土用干しした梅干し、天日塩、掛け干ししたお米などです。ただし、機械乾燥のものが増えているので、ご自宅で再度天日に干してから食べるようにするとよいでしょう。

 

生椎茸やえのきだけ、しめじといったキノコ類も天日に干すとビタミンDが増えるだけでなく、うま味が増します。天日干しした大根をぬか床に漬け込んだたくあんもおすすめです。

 

天日にあたる、乾物を食べる、ということでダブルでビタミンDを増やせると、感染症予防に大いに役立つでしょう。ぜひ、実践されてみてくださいね!